一般部門 グランプリ 「手触りで判別できるノート」塚本裕仁(ツカモトユウジ) 様

説明

『手触りで判別できるノート』はその名の通り、表紙の紙質の違いで視覚的・触覚的に判別できるノートです。様々な触り心地の中からお気に入りを選べるため、愛着を持って使用することができます。また、用途別に複数のノートを使い分ける際でも、全て白いノートで揃えられるため、統一感のあるスッキリとした印象を保つことができます。従来のノートが持つ大量生産大量消費といったイメージを覆すシンカしたノートです。

審査員からの評価

【安次富隆様】
私たちは、ザラザラとサラサラの違いがわかります。それは、高感度な触感のおかげです。しかし、この優れたセンサーに頼るプロダクトはほとんどありません。今や指先は、タッチパネルやキーボードの操作にばかり使われています。「手触りで判断できるノート」は、この忘れつつある触感の真価に気付かせてくれるでしょう。そして、人と道具がお互いの能力を引き出し合う関係が、両者の進化を促すことを示唆しているように思います。

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