審査員特別安次富隆賞「CheckPac」吉成 真里(ヨシナリ マリ)様

審査員特別安次富隆賞「CheckPac」吉成 真里(ヨシナリ マリ)様

説明

私たちはページに印をつけるとき、付箋を貼ったり紙を折り曲げたりする。しかし本のように紙がたくさん重なっているものでも、紙の淵に色がついているだけですぐに判別できたりする。紙の淵に線を引いたり、紙をパラパラとめくりながらチェックを入れていったり。字を書くのではなく、印をつけることに「ぴったり」なペンを考えた。上パーツの下面にペン先とバネをつけたため、紙を挟んでスライドさせることで印をつけることができ、通常のペンや判子とは違い、机がなくても簡単に使うことができる。また、内側に紙の淵がぶつかる壁をつけることによってまっすぐ淵に色を引くことができる。本体の形は、1.スライドさせる時の自然な手の角度に合わせ持つ部分に傾斜をつけたこと。2.紙と紙の間に滑り込ませやすいよう、下のパーツを薄く作ったこと。3.ページをめくりながら紙を挟む時、挟む部分が尖っている方が使い易いため、先が角になるようにしたこと。4.下の面が広い方が紙を受け止めやすいため、下パーツの方が上パーツよりも面積が少し広くなるように側面に傾斜をつけたこと。以上の4つの工夫によって、パクパクと紙を挟むのにぴったりな形を考えた。

審査員からの評価

【安次富隆様】
紙の縁に簡単にラインが引けるペンの可能性は無限大だと思いました。付箋の代わりに、本やノートの縁にラインを引いて印を付ける時、ラインの長さや色を変えれば、印に強弱をつけることができます。一枚の紙の四辺にラインを引けば、枠付きの用紙も簡単に作れます。他にも新しい使い方を色々考えたくなりました。クリップのように紙を挟みラインを引けるので、定規も机もいりません。ポケットに入れて持ち歩き、必要な時にさっと取り出して使いたい一品です。

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